機械エネルギー工学実験 T-4 冷凍機・ヒートポンプによる空気調和 実験手順 その4

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データの測定

データの測定をして引き続き「T-4.docx」を埋めていきます。



データの測定 凝縮水

図中の赤丸で示している冷却装置(蒸発器)で空気中から凝縮した水を黄丸のチューブを通して青丸のメスシリンダーで体積の測定をします。

チューブをメスシリンダーにさして2分間待ち測定します。




データ測定 冷媒温度

右側のパネルの図中赤線の4か所で冷媒の状態点1(圧縮機の前)、状態点2(圧縮機の後)、状態点3(膨張弁前)、状態点4(膨張弁の後)の温度を読みとってください(図の値とは異なります)。

測定値の表の列の上4行に埋めてください。




データ測定 圧力

次に装置右側にある圧力計から状態点1(圧縮機の前)と状態点2(圧縮機の後)の圧力を読み取ります。 測定値の表の先ほどの下の5行目、6行目に埋めてください。

表示されているのは大気圧との差圧であるゲージ圧であるので、絶対圧を求めるために大気圧 0.1 MPaを足します。大気圧を足した値を、下の7行目、8行目に埋めてください。




データ測定 乾湿球温度計

次にダクトを流れている空気の冷却装置(蒸発器)で冷却される前後の温度を測定します。湿度を求めるため、湿球温度と通常の温度(乾球温度)を測定します。

図中の銀色の棒状のものが温度計です。ガーゼに覆われている方が湿球温度計でガーゼは水で湿らしてあります。乾球温度は通常の気温を測るのと同じです。




データ測定 乾湿球温度計

空気の冷却前後の乾球温度、湿球温度を測定します。 図中の赤丸の表示を読みます(図の値とは異なります)。

先ほどの続きの列に記入してください。




データ測定 空気流速

空気流速は右のパネルの写真中の青丸の測定値を記入します。




データ測定 冷却水温度

次に冷却水の凝縮器の前後の温度を測定します。冷却水は凝縮器から熱を受け取るため温度が上昇します(図の温度とは異なります)。

先ほどの続きに記入してください。




データ測定 冷却水流量

水の流量はパネルのさらに右で測定します。青丸の流量計のメモリで流量を測定します。




データの測定 凝縮水

2分間の測定時間が過ぎたら、メスシリンダーに溜まった水を測定し、 「表 測定値」の1回目の列の一番下のCcに記入してください。



データの測定 確認

測定値の表の一回分の列は埋まりましたか?



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